基本的な考え方

1937年の創業以来、ダイフクはモノを動かす"マテリアルハンドリング(マテハン)"に携わってきました。これまで、保管、搬送、仕分け・ピッキングといったマテリアルハンドリング製品をさまざまな分野・市場ごとに開発してきました。
Crown Sports 当社を取り巻く事業環境は、世界的なeコマースへの対応など物流関連投資の拡大に加え、自動化・大規模化の傾向にあること、人手不足解消や生産性向上への投資が見込めることなどから、今後も成長が期待できます。お客さまに信頼していただくためには、広く社会に提供する製品・システムの品質向上、関連法規制やガイドラインの遵守による安全性確保、予期せぬトラブルが発生した場合の誠実な対応や再発防止策が最重要であるとの考えから、「最適・最良のソリューションを提供し、世界に広がるお客さまと社会の発展に貢献する」ことを経営理念に掲げています。

本テーマのマテリアリティと関連するSDGs目標

ダイフクが目指すSDGs目標

ダイフクが目指すSDGs目標

マテリアリティ

  • 世界各地のお客様のニーズを満たす製品・サービス品質の維持向上
  • 技術開発基盤の強化

CSRアクションプランKPI・2020年目標

  • 全生産拠点のISO9001認証取得維持
  • 製品・サービスの不具合: 2014年度比55%以下
  • セーフティアセッサ資格取得者数: 800名
  • 発明者数: 240名

推進体制

ISO(国際標準化機構)が規定するISO9001品質マネジメントシステムに準じ、顧客満足の追求を基本方針として、企画から販売、設計、製造、据付、アフターサービスまで、それぞれの段階で品質を保証しています。
Crown Sports ダイフクの品質マネジメントシステム活動は、各事業部門の目標達成状況や不適合の是正処理等、事業部マネジメントレビュー情報をもとに経営層が品質保証体制の見直しを行います。また、全社マネジメントレビューではCEO(Chief Executive Officer)が品質目標の達成状況等から品質マネジメントシステム変更の必要性を判断・指示し、継続的改善に努めています。

高品質な製品・サービスの取り組み

品質マネジメントシステム認証取得の状況KPI

国内の全生産拠点および主要拠点、海外の主要な生産拠点において品質マネジメントシステムの国際規格 ISO9001の認証を取得・維持しています。2020年1月現在、国内においては100%、海外においては67%(いずれも売上高比率)を認証取得した拠点にて生産しています。

製品・サービスの不具合(2014年度比 原単位)KPI

Crown Sports2019年度目標58%以下に対して、52%の実績となりました。次年度も目標に向けて更なる改善を継続し、不具合費の削減に努めます。

小集団・改善提案活動

Crown Sports当社では、小集団・改善提案活動に力を入れ、職場での地道な改善を継続させることで大きな効果を上げています。2019年度の改善提案では、業務改善・コストダウン・品質・安全・環境などに関する内容が4,084件となり、活発な活動を続けています。

小集団活動発表大会

Crown Sports小集団活動のハイライトとして、年1回、経営トップが参加して、予選を勝ち抜いたチームによる発表大会を開催しています。2019年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を中止しました。

改善提案件数

創意工夫功労者賞

Crown Sports令和2年度文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」にダイフクグループの1名が受賞しました。この賞は、科学技術分野において「作業性の向上」「製品の品質向上」「コスト改善」など、優れた創意工夫によって技術の改善・向上に貢献した勤労者に与えられます。ダイフクグループでは、16年連続の受賞となり、累計43名になりました。

特許取得

当社では、新規開発製品を中心に積極的な特許出願、権利化を図っています。近年はグローバル化が進み、海外出願件数も増加傾向にあります。

Crown Sports国(地域)別、特許件数の推移

発明者数KPI

Crown Sports2019年度目標200名に対して、118名となりました。前年に比べ発明を厳選したため出願件数が減少しており、社内講習会の開催を増やし出願件数および新規発明者の増加を図ってまいります。

製品安全(社内セーフティアセッサ資格者)KPI

製品の安全性確保を徹底するため、エンジニアリング部門および設計部門では、社内規定に則り既存機種および新規開発製品についてリスクアセスメントを実施しています。また、社内外のエキスパートによる製品安全の関連教育など、計画的な若手設計者の育成を行い、2019年度のセーフティアセッサ資格者は791名となり、2018年度より157名増えました。労働安全の立場でのリスクアセスメントに役立たせるため、製造現場の担当者の資格取得も推進しています。

  • * セーフティアセッサ(SA):安全性の妥当性確認に必要とされる基礎知識、能力に加え、安全性の妥当性判断の総合力を有する人
    セーフティサブアセッサ(SSA):安全性の妥当性確認に必要とされる基礎知識、能力を有する人
    セーフティベーシックアセッサ(SBA):機械使用者を対象とした資格。安全パトロールで不十分な安全方策を見つけ、危険な改造を防ぐ
社内セーフティアセッサ資格者
  2017年度 2018年度 2019年度
目標 実績
SA 24 24 35(+11) 28(+4)
SSA 103 106 140(+34) 117(+11)
SBA 401 504 607(+103) 646(+142)
合計 528 634 782(+148) 791(+157)

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技術・技能の伝承

モノづくりの技術・技能を若い世代に伝承し、グローバルに活躍できる人材を育成するため、さまざまな研修や実習を行っています。また、溶接・組立といった生産活動に必要な技術・技能の維持および向上を目的として技能検定資格制度を運営し、2020年3月現在で541名が資格を保有しています。

技能検定資格取得者(2020年3月31日現在)

資格取得者(2020年3月31日現在)
  レベル1(基礎) レベル2(中級) レベル3(上級)
溶接検定 216名 61名 9名
組立検定 223名 9名 23名

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